そんなことを考えながら手元の本,資料,インターネットで投資についての勉強を進めていると面白い投資法に出会いました。これならいけるというか,今の私の資金力ではこれしかないと言う感じです。それはブックメーカーです。ブックメーカーとは、「スポーツイベントや政治、経済など様々な出来事の結果を予想し、正解すると配当がもらえる」というものです。日本でいうところの、toto(文部科学省の指導監督のもと運営しているスポーツ振興くじ)をイメージしていただくとわかりやすいと思います。
ブックメーカー業は、許認可事業であり、イギリス政府の厳しい条件をクリアして許可を得ています。競馬、サッカー、野球、オリンピック、選挙結果、為替相場、天気予報など、
実に様々なものが予想の対象となっています。産業自体が正式に認められており、将来性もある世界的に大きな産業です。現在、ブックメーカーを気軽に投資の場として利用している人々は、イギリスを中心とするヨーロッパから全世界に急速に広まりつつあります。日本では、世界の情報伝達が早い、ごく一部の富裕層のみが投資対象としてきましたが、ついに、日本でも一般層にどんどん普及してきており、人気が急上昇しています。
でもそれって賭け事じゃないのと思われるのではないでしょうか?その通り,そのままでは賭け事であり,とても投資と呼べる代物ではないと思います。ところがブックメーカーで堅実に利益を得ることができる方法が存在したのです。それは、『両建て』です。例を出して説明します。
例えば、「ヤンキース × マリナーズ」という投資対象ゲームがあり、Aというブックメーカー社では、
ヤンキース : 3.9倍
マリナーズ : 1.2倍
Bというブックメーカー社では、
ヤンキース : 1.3倍
マリナーズ : 4.2倍
という配当だったとします。このような場合に、
Aブックメーカー社でヤンキースに100万円
Bブックメーカー社でマリナーズに100万円
それぞれにベットします。すると
ヤンキースが勝利した場合Aブックメーカー社から390万円支払われるので
収支は 390万−200万=190万の利益となります。
マリナーズ勝利した場合Bブックメーカー社から420万円支払われるので
収支は 420万−200万=220万の利益となります。どちらが勝ったとしても、堅実に利益を生むことができます。ブックメーカーの魅力の1つは、掛け金がそれぞれ100万円でも、10万円でも、1万円でも実践することができることです。掛け金を10分の1にした場合、単純に利益も10分の1になるだけです。
このように、「両建て」しても利益が出る組み合わせは、全世界を対象に1日あたり数十回あります。この「両建て」しても利益が出る組み合わせを自動抽出するソフトが開発されたのです。全世界には、2000社ほどのブックメーカー社が存在し、賭けの対象となるスポーツが数100種類、さらには、スポーツチームが10000チームにものぼり、
試合も多数存在します。それらを全て組み合わせたデータの数は、数十億〜数十兆になります。これらの中から、『両建て』しても堅実に利益が出る組み合わせを抽出するのが、
至難の業であることは容易に想像できるかと思います。不可能ではありませんが、これら全てのデータを検証するのには、多くの時間が必要となります。
そこで、この数十億〜数十兆のデータから、堅実に利益の出る試合(数十種)のみを
抽出するソフト『プロフィットキング』が開発されたのです。正直自分も世の中にこんなうまい話があるのか疑っています。しかし,実は両建てで確実に利益を得るというのは世の証券マン達が普通にやっていることで,分散投資の対象としては面白いと思います。手元の200万を運用資金にし,12月にでるボーナスから運用の必要経費(例えば証券会社の手数料や通貨交換の手数料)を支払うつもりですが,ブックメーカーによる分散投資も頭に入れておこうと思っています。詳細については以下をご覧下さい。
プロフィットキング